副社長はワガママ5歳児。
紫苑「あんなに尽くしても
ダメなら、多分恋愛に向いてないんだよ。
疲れるだけだから、恋愛はもういい。」
悠真「ふぅーん。」
え?それだけ?それ以外の感想はなし?
自分から聞いたくせに、ふぅーんだけ?
悠真「まあ、でも良かったな。
結婚する前に気付けて。」
なるほど。そうゆう考え方もあるのか。
何か、私、今までずっと
自分の事、可哀想だと思ってたけど
そうでもないのかな。
戸籍にバツがつかなかった分
良かったのかな?
悠真「そんな理由で諦めるんだ。」
紫苑「そんな理由じゃない。
恋を諦めるには十分すぎると思わない?」
悠真「全然。だって、あんた
その人の事すげぇ好きじゃん。
そんなにも好きな人と
7年間も一緒にいられるなんて
すげぇ幸せじゃね?」