計画犯~ぶつける思い〜
家に帰れば、母親が
「あら、遅く帰るなんて珍しいわね。」
と言ってきたので、「カラオケに行った」
それだけ言って、部屋に入った。
椅子に座り、机の上にノートを広げ
スマホにイヤホンをさして、ノートに集中した。
1時間くらいたった頃に
コンコンッと部屋のドアが叩かれた。
「勉強してるの?開けてもいい?」と
母親の声が聞こえ、僕が返事する前に
部屋に入ってきた。
「何しに来たの?」
「あ、これ。ポストにあなた宛てのが入ってたの」
「ありがとう。」
「勉強も程々にね?」それだけ言って部屋を出てった。
(ポストに手紙?誰からだろ。
手紙を開けて見てみると……
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