君を消したワタシ。君に消されたボク。

バカの手で撫でつけられた俺の髪は悲惨にもへたっている。

「はい、おしまい。つぎ私が使うからそこどいて」

 しかもこの横暴さ。

理解できん。

ので、理解はしないが。

「ふざけんな!何にも終わってねーよ!やり直しだわ!」

 だる。

ここまでの攻防はそうあるわけじゃない。

としてもたまに来る。

はぁ、だるい。

こんな日は一秒でも早くあいつに会いたい。
< 14 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop