その夜は、星が綺麗だった
美しいドレス


私には勿体ないのではないだろうか…



と思ってしまうほど




母は、「あなたにピッタリね」と言うが


これでは私がドレスに負けてしまっています


と伝えた





「馬鹿なことをいわないでちょうだい。このドレスに似合う人などあなたぐらいよ。私たちの娘ですもの。堂々としていればいいのよ」



お母さんもお父さんも、顔は整っている


美男美女


それも 超 がつくほどの


その2人から生まれた私は、美人に決まっている


けど、


私より美人な人は世界に、沢山いると思っている


だから、なんとも言えない

私より綺麗な方は他にもいますよ、なんて言えない





堂々としてることしか出来ないし、堂々とするしかないんだろうな




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