その夜は、星が綺麗だった
父と母は世界のお偉いさんたちと、外国語で話している




私は、私で、何人かのおじ様や若い青年に囲まれていた




もちろん、日本人の人もいるけど、ほとんど外国人の人が多かった





英語で話し続けた私



良かったあ!!

英語をマスター出来て!!ww






やはり、思っていた通り、



おじ様達は、次々に自分のご子息を私に紹介してくる




世界の頂点に立つ、海崎財閥の跡取りが男ではなく、女の私だから、その旦那の座を手に入れて、海崎財閥そのものを手に入れようとしている





空しいもので





もちろん、そんなの笑顔でスルー







それでも、諦めず話しかける青年達



まあまあの
美青年達



だけど、ごめんね




地位目的で言い寄ってくる人は絶対無理


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