その夜は、星が綺麗だった
《なんだよ、わっせてたのかよ》

呆れるジョン

《うん。あんま、興味ないというかなんというか》


祝ってくれる人はアメリカに来てから少ないし、誕生日のことまでは皆知らないようだった


ジョンには、聞かれたから教えただけ



《明日、学校休みだから、もし暇だったら一緒にどっかいかね?》



明日か…


まあ、誕生日の日くらい仕事のほうも休ましてくれるよね



《一応、確認しとくね。わかり次第、連絡する》


《ん、分かった。じゃあなレナ》


《またね》


校門に私の迎えが来ている


ジョンとはクラスも一緒



いつも校門まで一緒に行って、校門で、私は車に、ジョンは徒歩5分の寮へ向かう



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