その夜は、星が綺麗だった
父よ…

この中から結婚相手になるような人などいませんわ…




助けてよ!ジョン!!


と心の中で呟いてみる



《すみません。少し彼女と二人でお話したいのですが》



どうやら私の願いは届いたようだった



ただ、




「……………アキト、くん」



私の後ろから声を発していた人物はなんと、アキトくんだった



《すみません、私は1度この場を離れます。皆様どうぞごゆるりと》


スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語、中国語


と同じ言葉をそれぞれの国の言葉で言っていく



そして、私はアキトくんと共に



1度テラスに出た

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