その夜は、星が綺麗だった
「それでも、それでも、………」


『離して欲しくなかった』
『追いかけて欲しかった』





















私は今何を言おうとしたの……?






「レナ……?」




心配するアキトくん



それもそうだ



「なん……で…泣いてる……だろ…」



涙が溢れてやまない



「ああ、初めて見れたレナの泣き顔」



「うれしそうに、しないでよ」




「え?そんなことないけど?」



「ニヤニヤしてんじゃん、キモイよ」



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