その夜は、星が綺麗だった
あの夜のこと




アイツは本社に来てくれた



つまり私の家に来てくれたのだ




屋上に行こうか迷ったが3月の夜は冷えていた




だから、私の部屋へと連れてこさせた









「こんばんは」



「おう」




「座ってくれていいよ」




「レナはどこに座んの」




「ベットの上。ここが一番夜が見えるの」



今も昔も変わってない私の部屋




「ふーん。じゃあ、俺も」




そういって私の隣座る




「ゆったとーりだ.......綺麗だな」



「...ええ、そうね」



しばらく夜を堪能していた



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