その夜は、星が綺麗だった
「あっ、きたきた」


「……おせー」


やっぱ、まだまだ子供のアサヒくん




「ホシはこっち」


「え?」



いきなり引っ張られたからバランスを崩した



アキトの胸に飛ぶ込む感じで倒れていった



「なによ?」


「他のヤロー共がお前のこと見てたから」


「別に、アサヒくんと春斗くんぐらいいいじゃない」



「ちげーよばーか」



は?ばかって??



「ん〜、確かに。アキトの言う通りだね」



「……ちっ」




どしたどした、春斗くんとアサヒくんまで










気づかなかったけど、周りはわかーい男の人と女の人で群れていた





この旅館、若い世代に超人気なんだった……



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