その夜は、星が綺麗だった



布団の上で寝っ転がり


ちょっとしたコイバナ


「アキトくんって家ではどんな感じなの~?」



枕をギューッと抱きしめてうるっとした瞳で聞いてくる春ちゃん


すごい可愛い



「美月ラブね」


ずっと美月と遊んでる気がする


ちゃんと仕事をこなしてはいるからまあ、文句はないけど



「あら~♪美月ちゃんにとられちゃってるわけなのね~」


「それで、ホシは焼きもち焼いてるんだ~」


ニヤニヤマックスのアカリ


「いや、焼いてませんから」


「うそうそ。自分の相手してくれないからって会社の人に当たったらダメだよ!」



「ウソでもないし、当たってもないから~もう」



「あはははっ♪」



「そんなことを言うアカリはどうなのよ」


「あ~あたしもそれ聞きたかったの~!」




春ちゃんも気になっていたそうだ


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