その夜は、星が綺麗だった
親はいない



...という設定にしているww


だから、学校の先生方は知らない


もちろん


私の名前も偽名、戸籍とかも偽造

なにもかもウソ偽り


これ、犯罪だと思うのだけど...ww


まあいいか、で終わらせる




親が決めたことだから


私はそれに従うだけ




「「レナちゃんバイバーイ!」」


「バイバイ」


私はクラスメイトにあいさつして玄関へと向かう

入学してから二か月が過ぎ
クラスメイトとの仲はまあまあ良い

良すぎることもなく悪すぎることもなく


今まで友達という友達ができことなどない

作ろうとすら思わなかった


でも、話しかけられたら話す

嫌われないように話をする


おかげで、クラスメイトからは『成績優秀で美人、そこらのいばっている美人と違って、とてもやさしい』という高評価をいただいている


< 6 / 288 >

この作品をシェア

pagetop