暴走族の姫〜SECOND〜
家出
「一人にして悪かった…。これからは側にいるからな。」












その言葉を聞いた私は安心したのか暫く涙が止まらなかった。











そんな私を見て珠兎はそっと部屋を出ていった。











私が少しずつ落ち着いてくるとお兄ちゃんは食器を片付ける為に部屋を出た。












それから、少したって怒鳴り声が聞こえてきた。











私は心配になって一階に降りてみることにした。










ベットから一本ずつ足を降ろす。











ゆっくりと立ち上がると立てたので、早速階段を降り始めた。











「親父があいつをほおってるとは思わなかった!!!!知ってたら俺だって…!あんなになるまでほっとかなかった!!!!!!!!!」








珠兎「陽、落ち着け。優喜も好きでほおってた訳じゃない。」








優喜「本当にすまなかった。珠兎、聖の容態は?」









陽「すまなかった!?それだかよ!」









珠兎「陽、お前少し自分の部屋に行って落ち着いてこい。」















お兄ちゃんの部屋は4階にある。どうやら、エレベーターで行くみたいでホッとした。










私は、階段できたので鉢合わせすることはない。








どうやら、お父さんが帰ってきたらしかった。








私は、自分の体のことを知りたかったので、このままお父さんと珠兎の話を聞いていることにした。











優喜「それで、聖の容態は?」












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