[完]君からの愛を
私たちは、その帰り3人で悠哉くんの家のカフェに行った。
「…みんなぁ〜」
「おっちゃん!」
「莉果ちゃん…寂しい思いさせてごめ…」
話してる途中で、私は自分の右手の薬指にはめた指輪を見せた。
「…!!!??」
「悠哉のやつ、すんげーこったサプライズでプロポーズしたんすよ!」
「え、え!?うちの我が息子が!?」
おっちゃんの反応があまりにも面白くて3人で大笑いした。
「もぉぉおおお早く結婚してほしいよぉ」
なんて言った直後、奥から奥さんが出てきた。
「莉果ちゃん、蒼汰くん美結ちゃん、いらっしゃい」
すごく柔らかくて、優しい声で笑った
「由香里ちゃんっ!」
おっちゃんは、何だかすごく焦ってる。
「莉果ちゃん、悠哉のこと、よろしくね?」
「もちろんです!」
ふと、私は悠哉くんのお母さんに違和感を感じた。
すると、
「もお由香里ちゃんっ!お腹の赤ちゃん危ないから出てこないでって!!」
そのおっちゃんの叫びに、私たち3人は一斉に叫んだ笑