[完]君からの愛を
知らない世界


あの海の日から数日、土曜日。


頭の中は椎名くんでいっぱいだった。


「…私いつまで…」


そんな時、


―――っ♪〜♪


「もしもし」


電話の相手は



「今から出て来れない?」


柊仁くんだった。


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