[完]君からの愛を


柊仁くんが居なくなった教室に、ふたり。



いつぶりだろう。



椎名くんと向き合った形で顔を合わせる



「…あ」



言葉が出てこなくて、どうしようかと思っていた時




「清水さん、今までごめん。」



椎名くんが謝った。



「聞いてくれる?俺のこと」



静かに、私は頷いた。


< 41 / 118 >

この作品をシェア

pagetop