[完]君からの愛を


そして、家に帰れなくなった俺は、妹と弟としばらく蒼汰の家に居候させてもらった。



父さんは、俺に
「悠哉。そばに居られなくてごめんな。杏風(アスカ)と俊(シュン)連れて、蒼汰のとこに行きなさい。」

そう言った。



それから、裁判をして、親権は父親…のはずだった。



けど、



迎えに来たのは、「悠哉くん、杏風ちゃん俊くん、大きくなったわね」


どこか見覚えのある、親戚のおばちゃんだった。



< 51 / 118 >

この作品をシェア

pagetop