恋の神様に受験合格祈願をしたら?
「スミマセン!これください」
一目惚れした私は、ウサギを指さした。
「白と茶色のウサギ、どちらにしますか? 白のウサギがビターチョコで、茶色がイチゴ味になります。開けるとチョコがピンク色なんですよ」
店員さんに尋ねられて、私は固まった。
どっちも可愛い。
選べないよう。
「えっと……」
迷っていると、後ろから、
「じゃあ、白いのを彼女に。茶色はオレが買います」
大志さんの声がしてビックリ。
振り返ると、大志さんが微笑みながら立っていた。
「偶然だね。バレンタインデー当日、ニコを驚かせようと思って、リューイチたちとチョコを買いに来たんだ」
大志さんがいたずらっ子のように笑うと、そっと私を抱きしめてきた。
一目惚れした私は、ウサギを指さした。
「白と茶色のウサギ、どちらにしますか? 白のウサギがビターチョコで、茶色がイチゴ味になります。開けるとチョコがピンク色なんですよ」
店員さんに尋ねられて、私は固まった。
どっちも可愛い。
選べないよう。
「えっと……」
迷っていると、後ろから、
「じゃあ、白いのを彼女に。茶色はオレが買います」
大志さんの声がしてビックリ。
振り返ると、大志さんが微笑みながら立っていた。
「偶然だね。バレンタインデー当日、ニコを驚かせようと思って、リューイチたちとチョコを買いに来たんだ」
大志さんがいたずらっ子のように笑うと、そっと私を抱きしめてきた。