小さなか弱き戦士~チート達に囲まれて~
後ろを向くな!
よし、まぁ、あれだ。
前を向こう。
俺は気分を変え、自分にできることを探す。
火
ロウソクの火
水
ペットボトルの蓋に収まる量
風
そよ風
うん。まださ、火と風はまだ何とか。
水!少ない!もうちょっと欲しい!
俺は何とかして水を増やそうと躍起になる。
ガタガタッ
後ろで音が鳴る。
が、俺は集中している。
くそー、増えねー。
あ、そういえば!
なんか魔力を高めるとかそんなのなかったっけ!
俺は何とか魔力を増やそうと躍起になる。
「おい。」
後ろから声がする。
「ごめん今忙しいから。後にして。」
「なっ、」
「水を増やしたいんだよ。」
「…。」
「…ん?」
なんで会話する相手が…?
俺は後ろを振り返る。