俺が必ず守るから
出会い


わたしは今日もいつものように長い道のりを歩く。

体から汗がふきでるのをタオルで拭いながらゆっくりと。



わたしの名前は寺内美樹。高校2年生。


高校からわたしの家までは徒歩30分。

自転車通学だって許されてるし、バスだって通ってるのにわたしはいつも歩いて帰る。


特に理由はない。

ただ親には部活に入ってないから歩いて帰ったほうが運動になるよと言われたし、歩くのは好きだから。
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