俺が必ず守るから
後悔


あれから無事入学手続きも終わったわたしは平穏な日々を過ごしていた。

まあ平穏といってもまだまだ覚えたいことはたくさんあって、前にくらべたら勉強する時間が増えたんだけど。


「ねぇねぇ、今日わたしと翔で五十嵐のお見舞いにいくんだけど、美樹もいかない?」


そんな平穏な毎日だったはずなのに、郁美のその一言によってわたしの平穏は壊れることとなる。


「いかない?って、わたしいけないよ・・」


「顔みせなくても姿みるだけでもさ」


そういうのは松橋くん。


たしかにそれならいいかもしれないなんてそんなことを考えた。




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