俺が必ず守るから


でも、それでも美樹と会うことはそれっきりなくて、そのあと俺は親父がほかの病院にいくことになったのでそっちについていき、美樹と出会ったこの街から去った。


そして高2のとき俺はこの街に戻ってきた。

親父が院長として呼ばれたから戻ってきたんだ。



高校は家から歩いてもいけそうなところを選んだ。

そして7月のあの日、俺は学校に手続きをしに行った帰り、とうとうみつけたんだ。


美樹のことを。


< 147 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop