俺が必ず守るから
ずっと後ろを歩いた。
家までは知らなったし、歩いていたからきっと近いんだろうと思った。
でもいくら歩いても家につく様子はなくて、いつの間にか住宅街から離れて田舎道まできていた。
そこで気づいた。
もしかしたらあの日からバスに乗ってないのかなって。
こんなに遠いならきっとバスに乗ったほうがいいはずだと。
そして田舎道まできて美樹と俺しかいなくなったとき、俺はついに声をかけたんだ。
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