俺が必ず守るから


「ごめん、おまたせ」


「全然まだ時間前だし大丈夫だよ。それより美樹こそ疲れてない?今年も歩いてきたの?」


「うん、もちろん」


「バス乗ればいいのに」


「うん、まあそうなんだけどさ親にだめっていわれるんだよね」


「なんでだろうね?」


「それよりさ、二人とも浴衣なんだね?そういうの好きじゃなさそうなのに」


わたしと郁美が話しているとその話を打ち切るかのように海斗がいった。


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