俺が必ず守るから
喧嘩


あれから夏休みはあっという間にすぎ、結局バスに乗っちゃいけない理由もわからず、海斗とも連絡することなく2学期になった。


「郁美おはよー」

「おはよー」


郁美とはあれからも遊んだし、花火のときのことも話した。

松橋くんから教えてもらった穴場に連れてってもらったって話したら、郁美は不思議そうな顔をした。


「松橋そんなこと一言もいってなかったけどな。むしろどこまでいったんだろうなって話してたよ」


「嘘。なんでだろう?あのときたしかに翔に教えてもらったって言ってた気がするけどな」


「なんだろうね?直接松橋に聞いてみたほうが早そうじゃない?」


そういう結論になっていたので、松橋くんに聞いてみることにした。

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