俺が必ず守るから


「なにがあったのか知らないけどさ、もやもやしてることあったら直接きいてみたら?」


「え?」


「海斗となんかあったんだろ?今日も全然話してるとこみてないし」


ばれてた。松橋くんって意外とまわりをちゃんと見てる人なんだな。


「うん、実はそうなの。ちょっとあって・・・」


「あいつ結構寺内のこと本気だとおもうけどな。」


「え?」


「いや、なんでもない。とにかく話してみな」


「うん、ありがとう」


このままもやもやしてるのも嫌だし、早く聞きたいけど、でも夏祭りの日みたいになったらって思うと怖くて聞けなかった。

でも松橋くんのおかげで少し元気がでた。

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