俺が必ず守るから
「あのとき、花火大会の日の帰り、ごめん。突然大きい声だしたりして」
「ううん、もういいの。たしかにあのときはびっくりしたけど」
「だよな」
「でも気になってはいる。なんであのときあんな大声だしてまでバスに乗ることに反対したのか」
「ごめん、それは、、いえない」
「なんで?どうして?海斗はなんか知ってるの?海斗は何者なの?」
「・・・ごめん」
「花火みた場所だって松橋くんに教えてもらったって嘘までついて。正直海斗の考えてることがわからないよ」
「そうだよな、ごめん」
海斗はごめんしかいわなかった。