俺が必ず守るから
意味がわからない。
初めてみた顔だった。
あんなイケメンわたしの知り合いにいるはずがない。
変質者だったんだろうか。
それともイケメンだから誰にでも好きといえちゃうタイプなんだろうか。
やっと家についたときには汗だくですぐさまシャワーを浴びたかった。
「あら、おかえり。どうしたのそんな息切らして」
「はぁ、はぁ、ちょっと・・いろいろあって」
「もしかして変質者?なんてそんなわけないか」
お母さんはそういって自分の言葉に笑っていたけれどあながち間違ってはいない。
でも心配かけたくないから私も笑ってごまかした。