俺が必ず守るから


「ついたよ」


あれから1時間くらいたっただろうか。

郁美の家からだとわたしの家はだいぶ遠いはずなのにわざわざきてくれた。


幸い今日は金曜で明日は休みなので、お母さんがよかったら泊っていってといったので郁美は今日泊ることになった。


「美樹、どうしたの?五十嵐となにがあったの?」


「うん、あのね」


そういってわたしは過去の、自分が忘れていた出来事を郁美に話した。

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