オジサンに恋しちゃダメですか
春乃の言う通り、あの年で独身って、離婚経験があってもおかしくない。

それか、変態!?

いや、外川課長が変態な訳……

ない!ないって!ないってば!!


「奈津菜?大丈夫?」

「ううん、ダメかも。」

その時、運よく頼んだ料理が、運ばれてきた。

こういう時は、美味しいモノ食べた方が、心も癒されるってものだよね。

私は、大好きなミートソーススパゲティを、すすり上げた。


「まあ、でも。好きになっちゃったものは、仕方ないわよね。」

私は春乃の言葉に、顔を上げた。

「ぶっちゃけ、恋愛に年齢なんて、関係なくない?」

「春乃……」

「だって、好きなんだもん。それが、10代の高校生だろうが、60歳のジジイだろうが……」

「アラフォーのお兄さんです!」
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