クールなアイドルの熱烈アプローチ
陽菜好みのふわふわのパンケーキにはフルーツがたくさん乗っていてとても美味しかった。
周りの人が勇人を見る目も気にならなくなり、陽菜は先程までのモヤモヤがいつの間にか嘘みたいになくなっているのに気付いた。
暫くするといい時間になったので少しだけ海に入ることになった。
パーカーを着たまま海に入り、泳げない陽菜の体を勇人がしっかり抱きしめていた。
「わあ……冷たいですね」
「海だからな」
「勇人さんは泳げるんですか?」
「人並みには」
「泳いでる勇人さん、見てみたいです」
その言葉にすぐ勇人は、いや……。と呟くと、また陽菜がナンパされかねないから離れられない。と真っ直ぐ見つめて言ってきた。
「……そうそう声かけられないですよ」
「どうだかな」
「勇人さんの方が声かけられそうです」
「陽菜以外興味ないから問題ない」
さっきもしたような会話に再び赤くなる陽菜の頬に勇人がそっとキスをして、そろそろ上がろう。と浜辺に向かいやがて手を繋いで歩きだす二人は、誰も入り込む隙もないほど幸せそうでお似合いだった。
周りの人が勇人を見る目も気にならなくなり、陽菜は先程までのモヤモヤがいつの間にか嘘みたいになくなっているのに気付いた。
暫くするといい時間になったので少しだけ海に入ることになった。
パーカーを着たまま海に入り、泳げない陽菜の体を勇人がしっかり抱きしめていた。
「わあ……冷たいですね」
「海だからな」
「勇人さんは泳げるんですか?」
「人並みには」
「泳いでる勇人さん、見てみたいです」
その言葉にすぐ勇人は、いや……。と呟くと、また陽菜がナンパされかねないから離れられない。と真っ直ぐ見つめて言ってきた。
「……そうそう声かけられないですよ」
「どうだかな」
「勇人さんの方が声かけられそうです」
「陽菜以外興味ないから問題ない」
さっきもしたような会話に再び赤くなる陽菜の頬に勇人がそっとキスをして、そろそろ上がろう。と浜辺に向かいやがて手を繋いで歩きだす二人は、誰も入り込む隙もないほど幸せそうでお似合いだった。