【本編完】最恐No. 1はそこにいる
第十一章 真と龍神
準備
あれからまた時間は進み1学期末テストは終わり夏休み前。
夏休みか、何するかな…
そう思っていると詩音から連絡があった。
「真!
夏休み入ったら龍神の皆と旅行行くんだけど、
一緒に行かない?
真と遊びたい…ダメ?」
そう言われてしまうと一つしか選択肢が無くなる。
俺は旅行の準備を始めた。
そして途中雷と俺が一緒に住んでいることが龍神にバレた。
雷はバレたのをいいことに、
龍神と詩音の前では俺の話をするようになったようだ。
そして詩音も親が俺と知り合いと話し、
雷と二人で俺の話で盛り上がっているようだ。
詩音が言うには、
俺の話を雷ばかり話していてずるいから
だそうだ。
本当にあの二人は…
そう思いながら、
残り登校日数の少ない学校に通った。
龍神と目が合うようになったが、
自分達が族だという事があるのであまり関わってこなかった。