【本編完】最恐No. 1はそこにいる

最終日





「楽しかったね!」


「ん。」


帰る日。

俺の隣には佐島が座っている。

今回は神宮が詩音を誘い自分の隣に座らせた。

そして広野は雷を誘い隣へ。


それらは正に


「青春だね〜」


通路を挟んだ隣の席からだった。


「れ…理事長。」


「おう!」


「え!なんで!六代目!え!まじか!」


隣にいた佐島は先代に会えたことで興奮気味。


その声が聞こえたのか皆も振り向く。


「え、先代?!」

「本物の霧城さんだ!」

「こ、これは驚きました。」


各々驚いている。


俺にとっては身近な存在だがこいつらにとっては憧れの人なんだよな。


まぁ澪は頼れる人だからな。

皆が憧れる理由は分かる。



「理事長は何かの帰りですか?」


「あぁ!

仕事があってな!

そしたら皆が見えるじゃないか!

隣に行くしかないだろう!」


ニコニコしながら答える。


それからは現龍神達と楽しく話していた。






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