【本編完】最恐No. 1はそこにいる
もう会いたくない…
俺の言葉で戦いが始まった。
『うおぉぉぉぉお!!』
『はぁぁぁぁぁあ!!』
いろんな声がする。
カエルの合唱かなんかか。
そんなことを考えながら、
いなしては急所に入れる、
いなしては急所に入れる。
それを繰り返した。
そんな中で意表を突くように、
攻撃を仕掛けてくる奴がいる。
足を狙ってくるやつ、
銃を打ってくるやつ、
男の急所を狙ってくるやつ。
まぁ、
何かしようとしてもすぐに分かるから、
何事もなく終わるんだがな。
そんな中で一番嫌な手法の奴がいた。
そう、
全裸で突撃してくるやつだ。
正直いって触るのも嫌なんだが、
しょうがない、
蹴りを入れる。
すると、
『あぁぁあ////』
野太い声で喘ぐ。
次いで、
『もっとぉぉぉお♡』
と、また追突してくる。
触るのが嫌すぎて、
力を弱くしてしまったようだ。
今度こそ起き上がってこないように、
力強く蹴りを入れる。
『がはっ♡』
それを最後にそいつは立たなくなったが、
もう二度と、
こういうやつに出会いたくないものだ。
と、思っていたら、
何人かいた。
今回の戦いは、精神的戦いのようだ。