Cardな上下関係
「まぁ…普通だな」
ジロッと私の着ている服を一通り見て、【普通】としらけた顔で述べた
「普通って有無もない返答ね」
「悪いよかはいいだろう?」
「……」
「さっさとぬげ、決まったんだろ?それに、もう昼だ。昼食を用意するように手配する」
「……うん」
てきぱきしていて、非のうちどころが全くない
なので、口答えもできない
「じゃあ、な」
パタンとドアの閉まる音がする
白いカーテンがなびく
部屋には1人
いつもの1人