私に訪れた春の風 。

2人が付き合い始めたのはちょうど今から6カ月前の6月。文化祭の日だ。

あの日ひよりから報告された時はもちろん驚いたが、今もあの日と変わらないぐらい驚いている。


ひより「さすがにさ、付き合って半年経ってんだからキスぐらいするでしょー」


えま「んー、まあそーだよねえぇ、、そーなっちゃうよねえぇ、、、、」



みな「そっかあ、入学してもう半年以上経ってんのに、まだ彼氏できてないんだなあ私。やばいなあ。」


えま「でも、みなは中学生の時彼氏いたことあるんでしょ?私なんてゼロだよ!?私の方がやばいよ、」



ひより「なんでそんな暗い雰囲気なってんの!大丈夫だよ、2人とも可愛いんだからすぐできるって!」


みな「可愛かったらもうできてるよ、、」


りま「だねぇ、、」





ひより「なんでそんなネガティブなの 笑」



2人の周りにどよーんとした空気が流れる中、教室に昼休憩の終了を告げるチャイムが鳴り響き、みんな少しずつ授業の準備をし始めた

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