ごりら

ナナはいつもの仲良しグループで

自転車でそこにいた


やっぱり久々に面と向かってあうと

ピリピリしてた


でもあたしは

あと何日かしたら

小学生最後の学年が始まるから

どうしても

ナナと思い出作りたくて

必死で話し合いを持ちかけた

でも2年半話さなかったのは大きくて

ひさびさのナナは

とっても変わって

すっかり大人のようにかっこよかった

だから少しね?

必死なあたしが馬鹿なのかもとか思ったりもした

でもどうしてもナナとまた遊びたくて

話し合ったの
< 16 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop