BRST!


じゃあ何ですか。ずっと私たちの様子をうかがいながら扉を開けるタイミングを探っていたと。さっきの昴くんとのやり取りは響兄に筒抜けだったと。そういうわけですか!


「ピンポー…ゴフッ!ちょ、稜ちゃん暴力反対!」

「恥ずかしすぎる…!」


何これ。どんな公開プレイですか本当に!穴があったら是非入りたいです!ていうかお嫁にいけない!


「俺が嫁にもらうんだからいいじゃねーか。」


手を腰にあてふんぞり返る昴くんに思わず白目をむく。さっきの聞かれて恥ずかしくないんですか!


「あ、昴は知ってたと思うよ~?それにしても昴、さっきのは中々よかったよ!もし稜ちゃんの可愛い鳴き声聞いてたら俺イッてたかも~。」

「ふん、んなの聞かせるわけねーだろクソ兄。つーか年中ヤッてんのに早漏ってどーなんだお前。」


おいおいおい!なんなんだこの兄弟…!思春期真っ盛りの男子高校生じゃあるまいし!24と28のいい大人が何ていう会話してるんですか!


…その後も延々と破廉恥トークを繰り広げる二人に頭を抱える私でした。

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