BRST!
えー…。
ジト、とした目で彼を睨みつける。
何だろう…。ここ最近昴くんは変態街道まっしぐらな気がするのは私だけでしょうか。
黙ってたら普通に恰好良いのに。
「言っておくけど、俺をこうしたのは稜だからな。責任とれよな!」
どうやら私は視線で語っていたらしい。
剥くれた表情を浮かべる昴くん。
「責任って、結婚てことですか?」
暫く外していた視線を再び彼に向ける。
「あ、や、その、そうとも言う…。」
直球で問われることを予想していなかったらしく、どもりながら此方の様子を探っている。
「…ふは、」