BRST!



――――――――――――…




『まだまだ!次、お願いします!』




大きな衝撃をもたらしたあの日。


昴くんと並んで沢山の人の前で頭を下げた日から、早くも数カ月が経とうとしていた。




『り、稜さんー!俺もう限界っすよ……。』

『そうですか…。ヒロヤさん、お疲れ様でした。ユウキさんお願いします!』

『いやいや!ちょっとは休みましょー!』




"聖龍"の拠点である大きな倉庫に居る間は、メンバーに組み手をお願いしたりしていて。


此処にほぼ毎日来ている私は、すっかり彼らと打ち解けていた。




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