BRST!



「稜ちゃんのお前に対する気持ちだ。」

「は、」

「つっても聞いたの六年前だけどなー。」

「六年前かよ……。」

「でも変わっちゃいねえと思うぜ、俺が見る限りではな。」




はあ、と紫煙を吐き出す新。


チラリと横目で昴を視界に映しつつ、続け様に口を開いた。








「世界で一番――、」





"世界で一番、昴くんの全てを愛しているのは私です。"


< 551 / 945 >

この作品をシェア

pagetop