BRST!



完璧に失念していた…!

昴くんへのクリスマスプレゼント!




「とう!」

「うわ、」





彼が動揺した一瞬の隙を見逃さず、素早くベッドから抜け出した。


そして部屋の隅に忘れ去られていた紙袋を手に取り、中身を確認する。




「…よかった。」




ちゃんと昨日の状態のままだ。


そして不思議そうに上体を起こしている昴くんの正面に立つ私。


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