BRST!



「、」




視線を真直ぐにすれば、整った彼の満面が視界を占めていた。


ただじっと射抜かれていることに恥ずかしさを感じ、思わず視線を落とした私だったのだけれど。





「…っ、」





まるでその行為を許さない、とでも言うように。


長い指に顎先を掬われ、再び視線が絡まり合う。




そして。


「んっ、」


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