BRST!



――――――――――――…




数時間後。




「ただいまー。」

「あら、みんな居るのね。」




ガチャリ、と。

玄関の扉が開けられ、リッチなほうの相川家に入り込んだのは見るからに上品な男女。




「あ、お邪魔してます!」

「キャー!ナマ稜ちゃん!久し振りいい~っ!」




玄関に姿を現した私にギュウッと抱きついたのは、昴くんと響兄のお母さんだ。


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