年下に恋をして
「カレン、あれカレンに笑ったよね??……って、カレン聞いてる??」


莉沙に呼びかけられてるのにも、気づかないくらい、あたしは、佐久間くんの事で、頭がいっぱいだった。



「ちょっと、あなた。」


突然、声がする。


あたしが振り返ると、佐久間くんファン達があたしと莉沙を睨んでいる。


「あ、あたしですか??」


あたしは、恐る恐る聞いてみる。


「他に誰が居るのよ。」


ファンのリーダー見たいな人が、言う。


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