年下に恋をして
「もう、あいつらムカつく。」


まだ、莉沙の怒りは収まってない様子。


「カレン、あいつら言葉なんか気にしないのよ。」


「………うん。」


莉沙は、あたしの髪を撫でながら言ってくる。


莉沙は、気づいてるんだね。


あたしが、さっきの「佐久間くんの彼女な分けないか。」って言葉を気にしている事を。


「年上のあたしは、佐久間くんの彼女になれるかな??」


あたしは、莉沙に聞いてみた。


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