桜の下で一目惚れした人は
「こちらこそ!じゃあ運ぼっか」
そして教壇の上にある2つの紙袋。
1つ手にかけると…意外に重い。
え、なにこれこんな軽そうなのになんでこんな重いの。
「貸して」
そう言って永瀬くんは私の持ってる荷物を持とうとする。
「え、いーよ!私持てるよ!」
ダメダメ。これは私が頼まれた仕事でもあるんだもん。
私が運ぶ!!と言わんばかりに荷物を離さない私。
そしてぷくっと頰を膨らます。
「ハハッ。わかったよ、じゃあ少し手伝わせて下さい」
笑って紙袋の手提げのとこを半分持つ永瀬くん。
「はい、ありがとうございます」
笑い返しながら永瀬くんを見上げる。
「そーいえば、なんで永瀬くん学級委員なんて立候補したの?」
学級委員なんてやることいっぱいで大変なのになんでだろう。
「ん〜…」
目線を逸らして考え込む永瀬くん。
そして何か思いついたようにこちらを振り向き
「あ、永瀬くんって呼び方やめてよ」
「ん〜じゃあ、圭太くん。」
「おう、じゃあ俺も優愛ちゃんって呼ぶね」
「うん!」
そして"次の授業何やるんだろうね"とか"さっきの校長の話長かったよね"とか他愛のない話をしながら廊下を歩いた。
あれ、結局なんで立候補したのか聞けなかった…
そして教壇の上にある2つの紙袋。
1つ手にかけると…意外に重い。
え、なにこれこんな軽そうなのになんでこんな重いの。
「貸して」
そう言って永瀬くんは私の持ってる荷物を持とうとする。
「え、いーよ!私持てるよ!」
ダメダメ。これは私が頼まれた仕事でもあるんだもん。
私が運ぶ!!と言わんばかりに荷物を離さない私。
そしてぷくっと頰を膨らます。
「ハハッ。わかったよ、じゃあ少し手伝わせて下さい」
笑って紙袋の手提げのとこを半分持つ永瀬くん。
「はい、ありがとうございます」
笑い返しながら永瀬くんを見上げる。
「そーいえば、なんで永瀬くん学級委員なんて立候補したの?」
学級委員なんてやることいっぱいで大変なのになんでだろう。
「ん〜…」
目線を逸らして考え込む永瀬くん。
そして何か思いついたようにこちらを振り向き
「あ、永瀬くんって呼び方やめてよ」
「ん〜じゃあ、圭太くん。」
「おう、じゃあ俺も優愛ちゃんって呼ぶね」
「うん!」
そして"次の授業何やるんだろうね"とか"さっきの校長の話長かったよね"とか他愛のない話をしながら廊下を歩いた。
あれ、結局なんで立候補したのか聞けなかった…