あなたの隣は私が良かった
「おはよ、百合」

あ、隼人じゃん、気まづい。

「おはよ、」

少しぎこちなかったかな、

「うわ!」

コケた...。あれ痛くない。

「あ、ごめん隼人、大丈夫?」

やばい、隼人大丈夫かな

「あぁ大丈夫だ。」

「きゃー!抱き合ってるよ、」

「ヒューヒュー♪」

周りが冷やかしてきたのだ。

「付き合ってるのか?おまえら!」

ほんとめんどくさいなー。コケただけなのに。

「うるせーよ。俺の片想いだよ。」

えっ…///

「えー、そうなのかよ!大ニュースだ!!!」

もうヤダ。恥ずかしいよ。

「隼人。保健室いこ、とりあえず。」

「あぁ」

「頑張れよー!隼人ーー」

「ごめん。百合あんなこと言って」

「ホントにだよー。これから大変じゃんかーー!」

ていうより恥ずかしすぎるって!

「てかさ隼人大丈夫?腕痛いでしょ?」

「大丈夫って。」

だって腫れてるよ。私が壮大にコケたからだ。きっとイスにぶつかったのかな。

「とりあえず、今日は病院に行ってきなさい。」

「わかりました。」

「隼人、」

「大丈夫だよ、授業始まるだろ?行けよ」

「うん。」

大丈夫かなー?私が隼人の役に立たなきゃ!


「隼人!行こう!」

それから私は隼人に付きっきりで看病をしたりしたのだ。

「百合、ありがとな。」

「うふふ。私が元々原因だしね!」

少し申し訳ないくらいだよ…




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