私の専属王子は金髪君
突然の行動と言葉に照れたけど、
自分と同じ香りが好きだと
そう言ってくれたことが嬉しくて
覚えていた。


でも、玲央の香水の香りも
私は好きだから変えてほしくない。


その結果、
このクマに私の香水をつけて
部屋に置いてもらい、
私を近くに感じてくれたらなと
何とも下心ありありの考えが浮かんだんだ。



引かれないかとも思ったけど、
それ以上に自分の中で
名案だと思ってしまって
ウキウキしながらラッピングを終えた。


それを部屋の隅に置いて、
計画した誕生日パーティーの
準備を始めることにした。








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