私の専属王子は金髪君

キス…はしたくないわけじゃないけど
恥ずかしいし…


かといって
さっきの考えてたことを
玲央に話すのも
まだ高校1年生の私達には重いだろうし、
これも恥ずかしい。


どうしよう…


「迷ってる暇はないよ。
5秒以内に答えないと
キスします。
はい5秒前ー、4-、3-、…」


え!?ちょ、待って!!


「2-、」「い、言うよ!」


「なんだ、言っちゃうの?
俺とのキスが嫌なんだ…。」


与えられた選択しの中から
言う事を選んだのに
何故かしょんぼりする玲央。


「い、嫌なわけじゃなくてね?」


と言っても、はぁ、と
わざとらしくため息を吐いた。


「ま、いいけど。
それで。何考えてたの?」
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